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マンモグラフィについて・・・解説



マンモグラフィ解説・・・ひっぱる訳

マンモグラフィ解説・・・つぶす訳

マンモグラフィ解説・・・技師の技量?

マンモグラフィと他の検査


今回、私からの「マンモグラフィについてなにか聞きたいことはありませんか?」の問いかけに
たくさんのコメントをいただき、それについてなるべく解りやすく説明したつもりです。

でも、この説明ではやっぱり難しくてよく解らないと言う方もいらっしゃると思います。

私たちは検査をする診療放射線技師の立場ですので、
患者さんに対して、病気についてのアドバイスや診療・治療はできません。
ですから、今回は検査の方法をみなさんに理解していただきたく思い
このような形になりました。

こんな時は癌・これは良性 の区別の仕方など、それはやはり詳しく検査をしてみないと解らないのです。
説明に物足りなさを感じた方がいらっしゃれば、すいません。


実は、この試み私が自分の勤めている病院でやってみたかったことなんです。
しかし、現実問題 アンケートに答えられた方が再度 回答を見るという機会がほとんどないと思います。
それならば、こんな形ではありますが広く質問を集めてみようと思ったのが
きっかけです。

こういう説明書きを、院内の何らかの形で掲示していけたらな・・・・と思っています。

ご協力いただいたみなさま ありがとうございました




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マンモグラフィと他の検査

みなさんが知っておられたように、乳房の検査はマンモグラフィだけじゃありません。

触診
エコー(超音波)検査
MRI検査
PET検査
細胞診・組織診 

などです。

【触診】
寝転がってなるべく皮膚を伸ばした状態でシコリをさがす。
少し前はこの検査は自分でもできるので自己検診を勧めてきました。
手で何か異変を感じる部分があれば病院に検査に行くパターンでした。
この検査で、自分の手に触れる程度のシコリは・・・マンモグラフィでははっきりとシコリが
ある程度の大きさまで成長していることが多いです。
毎月定期的にやっていれば早めに発見できるかも?

わかりやすく言えば
触診で発見したシコリの大きさが小指の爪ぐらいだとすれば、
マンモグラフィで発見できるのは砂場の砂程度の大きさのモノが見えます。(石灰化といいます)
(その石灰化の形・集まりかた・分布の仕方で良悪を判断します)

【エコー検査】
マンモグラフィ検査では正確な診断をしづらい若い女性の乳腺の状態も比較的正確に把握できることや、しこりの中の状態や広がり具合まで観察できます。
乳腺がまだ脂肪に置き換わってないシコリある人の検査に向いています。
(乳癌検診では若い人は触診とエコーのみって場合が多いですね)
しこりをつくらない乳がんが発見しにくいという欠点があります。
大抵はマンモグラフィ(シコリ以外のモノも見えるため)とセットで検査を勧められます。


【PET検査】
最近、ガン診断に注目を浴びている検査です。
体内に癌細胞に集まる性質の放射性物質を注射して、数時間後にその集積を検査します。
ココにありますよ〜っていうのを発見するためのもので、形状や分布やシコリ内の状況までは詳しくはわかりません。
マンモグラフィと併せて検査のパターンが多いです。


【MRI検査】
うつぶせの状態で検査します。時間と費用がちょっとかかる(^▽^;)
多分、これから伸びてくる検査と思われます。
ただし、よく見えすぎて良悪の判別が付きにくいこともあります。
やはりマンモグラフィと併せてか、マンモグラフィの後にMRI検査というパターンになっています。


【細胞診・組織診】
細胞診・・・細胞の一部を取り、顕微鏡で観察し、良性か悪性かを診断する検査です。
<穿刺吸引・細胞診>細い注射針をしこりに刺し、細胞を吸引する。
<分泌液・細胞診>乳頭の分泌物から細胞を採取する。

組織診・・・ 局所麻酔を行い、太い針やメスにより組織を採取し、良性か悪性かを診断する検査です。
「針組織診(針生検)」や「マンモトーム生検」、「外科的生検」などがあります。
他の検査と併用して行うことが多いです。

現在の状況
今は、触診→エコー→マンモグラフィ→細胞診で 良悪がだいたいわかり
PET・MRIで決定づける方向 

将来は?
マンモグラフィは現在では乳癌にとっては有効な検査ですが、痛みが伴う検査だとして
各企業が開発に取り組んでいます。
今までの開発のメインはどれだけ小さい病変を発見できるかを競って開発してきたようですが、最近はどれだけ苦痛を軽減できるかも考えられてます。
圧迫する素材で軽減するとか、圧迫時間を短縮する、など・・・
でも、初めて受ける人にとっては前と変わったと感じることがないし、軽減されているかどうかもよくわかりませんね。
今、開発中の技術は軽い圧迫であらゆる角度から撮影して乳房をコンピューター上で3D化に再構成するというものです。
これはまだまだ開発途中の段階ですので世間に出回るのはかなり先だと言われています。




厚生労働省では2004年から、40歳以上は2年に1回の検診を推奨しています。
(以前は50歳以上でしたが、小さなモノを発見できるように技術が向上したので早期発見できるようになりました)
でも、それ以上に自分で気にしてみるのが重要です。

肌の状態・体重が増えた・最近疲れやすい・・・などと同じように、気をつけて触ってみてください。
まずは自分でできる触診の習慣を身につけること。

POINT!!
私の経験上のことですが・・・
触診を習慣にしている小さい人は割りとすぐに異変に気付きます。
同じように触診をしていても大きな人は、奥の方まで触れてないようで異変に気付いた時には結構な大きさになっていることがあります。
表面上だけじゃなく、奥の方も触ってみてください。

触診で異変を見つける方法ですが・・・
これまた主観の問題で、私はこんな感じといってもそう感じない場合があるので
なんとも説明がしにくい話です。

参考程度に・・・

乳腺の塊や形がわかるようになってきたら、指先に神経を集中させて米粒を想像しながらさがしてみてください。米粒を見つけたら、それは動くものなのか動かないのか?何かにくっついているのか?
など、その米粒の状態をしばらく観察。
1週間〜2週間観察してみてください。乳腺の場合もありますので・・・。
(発見した時点から2週間ぐらいでは悪性であってもすぐに成長しません)
観察してみて、やはりコレは何かなんだ!と思ったら受診してください。
皮膚を伸ばしてみて(左右上下に動かして)中で何かを引きつっている所(くぼむ所)がある時はなるべく早めに!!

今回でマンモグラフィの解説は一応完結にいたします。
みなさまからの貴重な意見はとても参考になりました。
ありがとうございました♪

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マンモグラフィ解説・・・技師の技量?

【男性技師】
ほとんどの女性は、女性技師がいいとおっしゃってますね。

うちの病院では撮影は全員が女性です。
こうするためには大変な苦労が・・・まあ私のストレスの最大の要因なのですが。

私も女性ですので、もちろん女性がいいというのはわかります。

昔々、診療放射線技師という職業は男性メインの仕事でした。
看護士も女性メインの仕事でしたね。

最近になって教育機関が見直され、女性が学校に入り勉強するようになり技師の世界でも女性が増えてきました。
最近です・・・そうです。
女性技師はほとんどが20代・30代です。
私のように40代前半でも女性技師は学校時代はクラスの5〜10%で
それ以上の年代は1〜2%の時代です。

私も同級生でも続けている人は半分。後は家庭に入っています。

今の学生割合は30〜40%の割合で女性がいます。

このことからもわかるように、全ての撮影機関でマンモグラフィは女性が撮影するということは極めて難しいことです。
他の撮影も覚えさせなければいけません。
一人女性技師がいるからといって、その人だけが対応するのは不可能なのです。

これは・・・理解していただきたいです。
ごめんなさい。

【男性技師と女性技師の違い】
私、個人的には撮影するうえでは男性技師の方が向いていると思っています。
たぶん、経験さえしっかりとしていればキレイな写真を撮るでしょう。
これは体格の問題なのですが・・・。
手が大きい分、しっかりと乳房を掴み広げることができ
体が大きいので患者さんの体も逃げないようにホールドすることができます。

しかしながら、やはり患者さん側に抵抗があると、うまく掴みきれずに体もホールドできなくて撮影に手間取る。(力が入ると撮影しにくくなる)
乳房と技師の目線が至近距離にあるので恥ずかしい。
妙に優しいとイヤだ。
とにかく触られるのがイヤ。

というのが理由でしょうか?

以前はうちの病院も男性技師が撮影していたので、当時の患者さんはその時の愚痴を聞かせてくれます。

男性技師・女性技師どちらにも言えることなのですが、センスが必要になります。


この問題は解決までにまだまだ時間がかかりそうです。
結婚・出産後の女性の社会進出が大きな鍵です。
最近ではマンモグラフィの撮影ができる女性技師を募集している所が多いので、将来的には・・・。

【撮影する技師によって痛さが違う】
違うかもしれません。
痛くないからこの技師はうまいとか、痛かったから下手な技師と決め付けられないのです。
たしかにその場合もあるのですが・・・
逆に痛くないぐらいしかひっぱらずに広げていない可能性もあります。
(前はこんなに痛くなかった!!と言われます)

マンモグラフィ解説・・・ひっぱる訳
マンモグラフィ解説・・・つぶす訳
で説明したように引っ張り、つぶすには理由があります。
もちろんそのことを理解して撮影しているのですが、これには経験がいります。
この経験に付随して話術も必要です。

撮影に話術が伴っていないと患者さんのわずかな緊張から撮影困難な状況におちいり、撮影に手間取り不信感がつのるケースがあります。
体に力が少しでも入ると乳腺と筋肉がわかりにくくなります。
角度も変わるでしょう・・・角度や高さを間違えると痛い可能性がありますが、体の傾け方で修正できます。

緊張感をなくし、気持ちと体をほぐしながら撮影するのも技量のひとつですね。
技師は明るく元気よく♪ですね。

例えば・・・小さな子供に注射をする時にも話術が必要ですよね。

私・・・肩もみながら緊張ほぐしたこともあります。

この検査に限らずですが、
X線検査というのは患者さんと技師が努力をしあってすすめていくことによって
読影のしやすい写真になると、私は思っています。
だからこそ、患者さんに納得いくように、解りやすいように説明をしていかなければいけないんです。
そういう
説明がなくただ、痛さを我慢させるだけの撮影は はっきり言って技量不足です

【撮影の練習】

一応練習用のベストはあります。
しかし、私は好きではありません。
練習にならないので、実践で磨けと言ってます。(ベスト通りの患者さんが来るわけがない)
実践といってもまずはしっかりと勉強させた上で、先輩技師に話術を含めた撮影のテクニックを充分にみせます。
その後に自分でお風呂に入った時に、一番大きく見えるように掴んで何を掴んでいるのか感じてみろといいます。
ここまできたら、実際にやってみたくてうずうずしてますので側に居る親や子供のでも掴んでみたくなりやりだします。そして、痛い!!って言われて研究しはじめます。

次に形だけを私が作り圧迫させていきます。
一枚撮るたびにダメだしの嵐です。(患者さんには影響ありませんよ)
技師の体の位置や手の動き、目線など・・・。もちろん話術もです。
はっきり言って私は厳しいです(^▽^;)
他の病院はどうしているかは知りませんが、研究会や勉強会で見る限りでは
厳しくしているようです。

マンモの形はホントに一人一人違いますので 練習=実践なのです。
日本人・欧米人関係なく違います。

一般的に日本人は小ぶり・・・と思いきやフィルムにおさまりきれない人もいたり・・・
こんなおっぱい初めてみたでしょ〜≧(´▽`)≦アハハハ  とか

触るだけで痛いっていう人がいたり ( ̄□||||!!

泣いてる人もいる・・・。

かと思えば、痛いって笑ってる人もいる。
笑ってなきゃやってられないよ〜って

そこを何とか診断できる写真に仕上げるのが技師の務めです。
完全拒否や体調不良の場合はお手上げです。

とくに、体調不良の時は必ず申し出てください。
無理をして撮影に挑むと倒れることがあります。


次回は 【マンモグラフィ解説・・・他の検査】を解説いたします。
皆様からの随時の質問にもできる範囲で答えようと思います。

残すところあと2回ぐらいかな?

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マンモグラフィ解説・・・つぶす訳

これはメルクマニュアル家庭版, はじめに 251 章 乳房の病気 
から引用させてもらってます。詳しくはこちらでも参照できます。

乳房の構造

肋骨の前に薄く筋肉がありコレがバストアップにも重要な胸筋です。これを鍛えていればバストは上向きって言われますね♪

結合組織というのは乳房内にある靭帯で
クーパー靭帯と呼ばれています。

乳管に繋がっている葡萄の房みたいになっているのが乳腺です。

その他は脂肪組織。
これが柔らかさを左右します


乳癌・のう胞・腫瘍は葡萄の房みたいになっている
乳腺乳管内脂肪組織内にできます


経験を積んだ技師は掴んだ時に、乳腺がわかるし
シコリもわかります

【鉄則】
目的とするものがそこにあるとわかっていれば、そこは絶対に外してはいけない。

乳房を引っ張るわけはこちら

次は何でつぶすのか?ってことです。

簡単にいうと薄くした方が、

シコリとよばれる
腫瘍やシコリの中の石灰化の形がはっきりと見え
この形で悪性か良性のおおまかな区別をつけることができる
脂肪組織内に広がっている石灰化も見れます。
(今の社会情勢では100%と言い切れない)

被爆線量が減ると説明されますが、もともと健康には被害報告もない少ない線量です。
痛いから被爆はいいわって思うかもしれませんね。

技師の観点から言えば
つぶすのではなく薄く伸ばしているのです


乳腺内にできている腫瘍・石灰化を写し出すには乳腺を広げなければいけません。
乳腺の形は葡萄みたいに1つの房になっているので、その房をできるだけ平べったく広げて葡萄で言えば1個1個の粒が見えるように広げるようにします。そうすることによって厚さが減り、ボケが少なくはっきりとした陰影で形が見える写真になります。

痛みを与えるのが目的ではなく薄く広げるのが目的

乳腺は一般的に、年齢を重ねていくと脂肪に置き換わります。
40代前半ぐらいまでは、乳腺が乳房内にあり、この広げていく作業で痛みを感じます。
同様に、生理の周期(生理前後の張っている状態)や、授乳期なども、乳腺自体が張っているので硬くなっています。

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左は30代の女性。白くモヤモヤしているのが乳腺です。
全体に乳腺があるので引っ張ったり広げる時に痛さがあります。(葡萄の実がまだついている状態)
右は70代の女性。乳腺が脂肪に置き換わって、葡萄で言えば軸だけになっています。
引っ張ったり広げていても痛みが少ないでしょう。

《POINT》
張っている時や、圧迫されて痛みを感じる時は ご自分で揉んでほぐしてみてください。
痛みが軽減されることがあります。

なんで人によって痛みの度合いが違うのか?

引っ張っている上に
上で述べたように平べったくすることによって痛みがありますが
乳房内の乳腺と脂肪の占める割合で感じる痛みが違うということです。


例えば・・・大げさですが
二の腕とお腹を比べてみると・・・想像してみてください。
同じ力で押した場合、お腹の方が耐えられるでしょ?
これは脂肪と骨の割合が断然お腹の方が多いからなんです。脂肪がある程度の弾力を持たせてくれるから痛みが軽減されている。

これらを理解した上で撮影をしているので
当然、技師は痛い検査だと言うことは理解しています。
この検査をするためには講習会と認定技師という制度で認定された者でないと撮影できません。

撮影中はできるだけ患者さんの顔を見ながら、
広げつつ圧迫し耐えられる範囲か?
これ以上は広げられないか?
のギリギリのところを選択します。
痛い時は、どの辺が痛いかを言ってもらえれば 場所によりますが軽減できるかもしれません。

ののしられることなんてしょっちゅうあります。
怨みの目で帰っていかれる方もおられます。
機嫌悪くされて帰っていかれるのも多々あります。

今日はマンモ担当って日は、精神的に疲れます。
そして手は真っ赤です(^▽^;)

痛くなかったですか?の問いに
「こんなの子供産んだ時の痛みに比べたら大丈夫よ!!」と言ってくれた人がいました。
この時は本当に嬉しかったです。

痛みに対して、事前にどういう痛みなのかを説明したいのですが、
多分想像しにくい痛みだと思うのです。
人によってはキレそうな痛みとか、潰れそうな痛みとか・・・何ともいえない痛み  
など

例えようがない。

技師の反省点
痛いことを伝え、同時に目的をキチンと伝えることが大事



次回は 【マンモグラフィ解説・・・技師の技量?】を解説いたします。
皆様からの随時の質問にもできる範囲で答えようと思います。

ん?何回シリーズのなるんだ?

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マンモグラフィ解説・・・ひっぱる訳
マンモグラフィでは撮影する範囲がおおまかではありますが画像を厳しく管理している精度管理委員会が決めています。
もちろんマンモの大きさ・形は千差万別なので臨機応変に対応する必要があります。
ここで技師の技量というものが必要だということになります。 

先に乳房内の解剖から説明しますね。
難しいからイヤだ!!と言わずにここはしっかりと覚えてください。
これが全てを解決する基礎になります。


これはメルクマニュアル家庭版, はじめに 251 章 乳房の病気 
から引用させてもらってます。詳しくはこちらでも参照できます。

乳房の構造

肋骨の前に薄く筋肉がありコレがバストアップにも重要な胸筋です。これを鍛えていればバストは上向きって言われますね♪

結合組織というのは乳房内にある靭帯で
クーパー靭帯と呼ばれています。

乳管に繋がっている葡萄の房みたいになっているのが乳腺です。

その他は脂肪組織。
これが柔らかさを左右します


乳癌・のう胞・腫瘍は葡萄の房みたいになっている
乳腺乳管内脂肪組織内にできます


ある程度(100件ぐらいかな?)の撮影経験があれば、乳房を掴んだ時にどこまでが乳腺かというのがわかり、胸筋との境目もわかります。

撮影は乳腺全部を含み胸筋を少し含ませ乳房下の皮膚を含むことが必須条件です。
そこまで写しこむことで乳房を全て写したことになります。

上の図で言えば肋骨・鎖骨の骨部分以外全てです。

女性の体であれば(男性の女性化乳房含む)このような構造になっています。
これは大きさに関係なく女性特有の構造です。
小さいから挟めるのか?という質問が多かったですが、
頑張って挟みます!!っていうか引っ張ります!

今まで何人も撮影してきていますが、小さいので無理でした・・・というのはありません。
男性の乳房も挟みます。(見た目が普通の男性でしょ?って人でも引っ張ります)


これで引っ張る意味がわかっていただけるでしょうか?

肋骨ギリギリの所まで移しこむので痩せ型・ハト胸の方は辛い撮影になります。

筋肉や靭帯と接しているので力が入ると筋肉と技師の手との綱引き状態になり痛みが増します。
上半身の力をできるだけ抜きその部分だけをひっぱりたいというのが本音です。

痛い=下手ではありません。
技師は掴んだ時に、乳腺がわかるしシコリもわかります。
目的とするものがそこにあるとわかっていれば、そこは絶対に外してはいけない。


私たちが経験した事例で・・・
ある日患者さんがものすごい形相でこられました。
いきなりつかみかかるような勢いで
「あなた達がキチンと撮影してくれなかったから私の生存率が落ちた」というのです。
詳しく聞いてみると
2年前に撮影した時には癌がキチンと写っていなかった。
どうしても気になるので去年撮影をしたら写っていた。
先生に問い詰めたら2年前にはこの範囲は写っていなかった。

と、いうのです。
もちろん見直しましたが、キチンと写っていました。
場所は筋肉と脂肪の境界のところでしたので、
写真をみるかぎりでは当時の担当技師(20代女性技師ですが技術は優れています。私は信頼しています)はかなり頑張って引っ張ったように思えます。
この患者さん痛かったことでしょう。

通常、患者さんに技師から直接写真の読影を説明することは絶対にないのですが、
怒りがおさまりそうにないので、カルテと同様な説明させていただき納得してもらいました。
結局は医師とのコミニュケーション不足と説明不足により誤解をうんでいたのです。


技師側の反省点
ただ痛さを我慢させるだけじゃダメ
撮影したい部分をキチンとわかりやすく伝えること
その上で最善の方法で撮影する


次回は 【マンモグラフィ解説・・・つぶす訳】を解説いたします。


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